症状

AirDropで写真やファイルを送ろうとしても、送信先のiPhone・iPad・Macが一覧に表示されない。


結論:まずこれを確認

  1. 双方のAirDrop受信設定が「すべての人」または「連絡先のみ」になっているか
  2. Wi-FiとBluetoothが両方オンになっているか(機内モード解除も確認)
  3. 距離が9メートル以内で、間に壁や障害物がないか

操作フロー

    flowchart TD
    A[相手が表示されない] --> B{自分のWi-Fi/BTはオン?}
    B -->|No| C[Wi-FiとBluetoothをオンにする]
    B -->|Yes| D{相手のWi-Fi/BTはオン?}
    D -->|No| E[相手にWi-Fi/BTをオンにしてもらう]
    D -->|Yes| F{相手のAirDrop受信設定は?}
    F -->|受信しない| G[すべての人に変更してもらう]
    F -->|連絡先のみ| H{自分は相手の連絡先に登録済み?}
    H -->|No| I[すべての人に変更 or 連絡先登録]
    H -->|Yes| J{距離は9m以内?}
    F -->|すべての人| J
    J -->|No| K[近づく]
    J -->|Yes| L{インターネット共有はオフ?}
    L -->|オン| M[インターネット共有をオフにする]
    L -->|オフ| N[両方のデバイスを再起動]
  

よくある原因

  • AirDrop受信設定が「受信しない」 — デフォルトまたは意図せず変更されている
  • Wi-FiまたはBluetoothがオフ — どちらか一方でもオフだと動作しない
  • 機内モードがオン — Wi-FiとBluetoothが自動でオフになる
  • インターネット共有(テザリング)がオン — AirDropと併用できない
  • 距離が遠すぎる・障害物がある — Bluetoothの有効範囲は約9メートル
  • 連絡先のみ設定 + 連絡先未登録 — お互いの連絡先に登録が必要
  • OSバージョンが古すぎる — iOS 7以降が必要(iPhone 5以降)

操作手順

ステップ1: 自分のAirDrop設定を確認する

設定パス: 設定 > 一般 > AirDrop

または、コントロールセンターで確認:

  1. 画面右上から下にスワイプ(Face ID搭載機)または下から上にスワイプ(ホームボタン搭載機)
  2. 左上のネットワーク設定エリアを長押し
  3. AirDropアイコンをタップ
  4. 「すべての人」または「すべての人(10分間のみ)」を選択

🔍 チェックポイント: 「受信しない」以外が選択されていれば正常

iOS 16.2以降の注意: 「すべての人」は「すべての人(10分間のみ)」に変更されている。10分経過すると自動で「連絡先のみ」に戻る。


ステップ2: 相手のAirDrop設定を確認してもらう

相手にも同様の操作を依頼する。

設定パス: 設定 > 一般 > AirDrop

🔍 チェックポイント: 相手の設定も「すべての人」になっていることを確認


ステップ3: Wi-FiとBluetoothの状態を確認する

設定パス: 設定 > Wi-Fi および 設定 > Bluetooth

両方がオンになっていることを確認する。

コントロールセンターでの確認:

  • Wi-Fiアイコンが青色 → オン
  • Bluetoothアイコンが青色 → オン

🔍 チェックポイント: 両方のアイコンが青く点灯していれば正常

注意: コントロールセンターでWi-Fi/Bluetoothをタップすると「切断」状態になるが、完全にオフにはならない。完全オフの場合は設定アプリで確認する。


ステップ4: 機内モードを確認する

設定パス: 設定(一番上に表示)

またはコントロールセンターで飛行機アイコンを確認。

🔍 チェックポイント: 機内モードがオフ(グレー)になっていれば正常


ステップ5: インターネット共有をオフにする

設定パス: 設定 > インターネット共有

「ほかの人の接続を許可」がオンの場合、AirDropが正常に動作しないことがある。

🔍 チェックポイント: インターネット共有がオフになっていれば正常


ステップ6: 物理的な距離を確認する

  • 9メートル(約30フィート)以内に近づく
  • 間にコンクリート壁や金属製の障害物がないことを確認

🔍 チェックポイント: 同じ部屋にいる状態で試す


ステップ7: 両方のデバイスを再起動する

上記すべてを確認しても解決しない場合、送信側・受信側の両方を再起動する。

再起動方法(Face ID搭載機):

  1. 音量ボタンどちらかとサイドボタンを同時に長押し
  2. 「スライドで電源オフ」をスライド
  3. 電源が切れたら、サイドボタンを長押しして起動

再起動方法(ホームボタン搭載機):

  1. サイドボタン(または上部ボタン)を長押し
  2. 「スライドで電源オフ」をスライド
  3. 電源が切れたら、同じボタンを長押しして起動

🔍 チェックポイント: 再起動後、AirDropを再度試す


NG行動(やってはいけないこと)

  • VPNをオンにしたままAirDropを使う — 一部のVPNアプリがAirDropの通信を妨害する
  • Wi-Fiに接続していないからとWi-Fiをオフにする — AirDropはWi-Fiの電波を使用する(インターネット接続は不要)
  • iCloudからサインアウトした状態で「連絡先のみ」を使う — 連絡先の照合ができない
  • 片方だけ再起動する — 双方の再起動が効果的

よくある質問(FAQ)

Q1: Wi-Fiに接続していなくてもAirDropは使える?

A: 使える。AirDropはWi-Fiの電波を使用するが、Wi-Fiネットワークへの接続は不要。Wi-Fi機能がオンになっていれば動作する。

Q2: 「連絡先のみ」で相手が表示されない場合は?

A: お互いの連絡先アプリに、相手のApple ID(メールアドレスまたは電話番号)が登録されている必要がある。確実に送受信するには「すべての人」に一時的に変更する。

Q3: MacやiPadとのAirDropも同じ確認方法?

A: 基本的に同じ。MacはFinder > AirDrop、iPadは設定 > 一般 > AirDropで受信設定を確認する。


関連するトラブル

準備中


解決しない場合

  • Apple公式サポート: AirDropの使い方
  • 確認すべき設定: 設定 > スクリーンタイム > コンテンツとプライバシーの制限 > 許可されたApp でAirDropが許可されているか
  • 次に調べるキーワード: 「AirDrop 待機中のまま」「AirDrop 送信できない」「AirDrop 辞退される」