症状

Macでアプリをダブルクリックしても開かない、またはDockでアイコンが跳ねた後に消えて起動しない。

結論:まずこれを確認

  1. アプリを右クリック →「開く」を選択する(セキュリティブロックの解除)
  2. Macを再起動する
  3. アプリを削除して再インストールする

操作フロー

    flowchart TD
    A[アプリが開かない] --> B{Dockでアイコンが跳ねる?}
    B -->|跳ねて消える| C[セキュリティ設定を確認]
    B -->|全く反応なし| D[アプリの状態を確認]
    C --> E{右クリック→開くで起動する?}
    E -->|Yes| F[セキュリティブロックが原因]
    E -->|No| G[システム設定で許可]
    D --> H{他のアプリは開く?}
    H -->|Yes| I[該当アプリの問題]
    H -->|No| J[macOS全体の問題]
    I --> K[アプリを再インストール]
    J --> L[Macを再起動]
  

よくある原因

  • セキュリティブロック - Apple公証を受けていないアプリがGatekeeperにブロックされている
  • アプリの破損 - アップデート失敗やファイル破損でアプリが正常に動作しない
  • macOSとの互換性 - 古いアプリが新しいmacOSに対応していない
  • ストレージ不足 - 空き容量が少なくアプリが起動できない
  • 権限の問題 - アプリに必要なアクセス権限が付与されていない
  • キャッシュの破損 - アプリの設定ファイルやキャッシュが壊れている
  • プロセスが残っている - 前回の起動が正常終了せずバックグラウンドで残っている

操作手順

ステップ1: 右クリックから「開く」を試す

  1. 開きたいアプリを右クリック(またはControlキーを押しながらクリック)する
  2. メニューから「開く」を選択する
  3. 警告ダイアログが表示されたら「開く」をクリックする

🔍 チェックポイント: 「“アプリ名"は開発元を確認できないため開けません」と表示される場合、これで解決することが多い

Windowsとの違い: Windowsの「管理者として実行」とは異なり、macOSではセキュリティ確認のために右クリック→「開く」を使用する

ステップ2: セキュリティ設定を確認する

  1. アップルメニュー > システム設定 を開く
  2. 左メニューから「プライバシーとセキュリティ」を選択する
  3. 下にスクロールして「セキュリティ」セクションを確認する
  4. 「“アプリ名"はブロックされました」と表示されていれば「このまま開く」をクリックする

🔍 チェックポイント: 「このまま開く」ボタンはアプリの起動を試みた直後の数分間のみ表示される

ステップ3: アプリを強制終了する

バックグラウンドでアプリが残っている場合に有効。

  1. ⌘ + Option + Esc を押す(強制終了ウィンドウが開く)
  2. 該当アプリを選択する
  3. 「強制終了」をクリックする
  4. 再度アプリを開く

🔍 チェックポイント: 一覧にアプリ名があれば、プロセスが残っていたことが原因

ステップ4: Macを再起動する

  1. アップルメニュー > 再起動 を選択する
  2. 「再起動」をクリックする
  3. 起動後にアプリを開く

🔍 チェックポイント: 再起動で解決する場合、一時的なシステムの問題だった可能性が高い

ステップ5: アプリのキャッシュを削除する

  1. Finderを開く
  2. メニューバーの「移動」→「フォルダへ移動」を選択する(または ⌘ + Shift + G)
  3. ~/Library/Caches と入力してEnterを押す
  4. 該当アプリ名のフォルダを探してゴミ箱に移動する
  5. アプリを再度開く

🔍 チェックポイント: Library フォルダは通常非表示のため、この手順で直接アクセスする

ステップ6: アプリを再インストールする

App Storeからインストールしたアプリの場合:

  1. Launchpadでアプリを長押しする
  2. × マークが表示されたらクリックして削除する
  3. App Storeを開いて再ダウンロードする

その他のアプリの場合:

  1. Finderでアプリケーションフォルダを開く
  2. 該当アプリをゴミ箱に移動する
  3. 開発元のWebサイトから再ダウンロードしてインストールする

🔍 チェックポイント: 再インストール後は右クリック→「開く」から起動する

ステップ7: ストレージ空き容量を確認する

  1. アップルメニュー > システム設定 を開く
  2. 「一般」→「ストレージ」を選択する
  3. 空き容量を確認する

🔍 チェックポイント: 空き容量が10GB未満の場合、不要なファイルを削除する

NG行動(やってはいけないこと)

  • ターミナルでセキュリティを無効化する - システム全体のセキュリティが低下し危険
  • 不明な開発元のアプリを無条件で許可する - マルウェア感染のリスクがある
  • Libraryフォルダ内のファイルを無差別に削除する - 他のアプリや設定が壊れる可能性がある
  • 複数のバージョンを同時にインストールする - 競合して問題が悪化することがある

よくある質問(FAQ)

Q1: 「開発元を検証できません」と表示されて開けない

A: 右クリック→「開く」で解決することが多い。それでも開けない場合は、システム設定 > プライバシーとセキュリティ で「このまま開く」を選択する。

Q2: 特定のアプリだけ開かないのはなぜ?

A: そのアプリがmacOSのバージョンに対応していない、またはアプリ自体が破損している可能性がある。開発元のWebサイトで対応OSを確認する。

Q3: アップデート後にアプリが開かなくなった

A: macOSアップデート後は、セキュリティ設定がリセットされることがある。ステップ1、2を試し、それでも開かない場合はアプリの最新版をダウンロードする。

関連するトラブル

準備中

解決しない場合

  • Apple公式サポート: Macでアプリが予期せず終了する場合
  • 確認すべき情報: アプリ名、macOSのバージョン(アップルメニュー > このMacについて)、エラーメッセージの内容
  • 次に調べるキーワード: 「アプリ名 + macOS + 起動しない」「アプリ名 + Sequoia + 対応」