症状
アプリを起動すると「接続がブロックされました」と表示される、またはアプリがインターネットに接続できない
結論:まずこれを確認
- システム設定 > ネットワーク > ファイアウォール を開く
- 「オプション」でブロックされているアプリを確認
- 該当アプリを「受信接続を許可」に変更
操作フロー
flowchart TD
A[アプリが通信できない] --> B{ファイアウォールは有効?}
B -->|有効| C[オプションを開く]
B -->|無効| D[別の原因を調査]
C --> E{アプリがリストにある?}
E -->|ある| F{設定は?}
E -->|ない| G[アプリを追加]
F -->|ブロック| H[許可に変更]
F -->|許可| I[別の原因を調査]
G --> H
H --> J[アプリを再起動]
よくある原因
- アプリがブロックリストに入っている - 過去に「ブロック」を選択した
- ファイアウォール有効化後にアプリをインストール - 自動で許可されない
- 「すべての受信接続をブロック」が有効 - 署名付きアプリも含めてブロックされる
- アプリの署名が無効または未署名 - macOSが信頼できないと判断
- アプリのアップデート後 - 署名が変わり再度確認が必要になる
- ステルスモードが有効 - 一部の通信に影響する場合がある
操作手順
ステップ1: ファイアウォールの状態を確認する
- 画面左上のアップルメニュー をクリック
- 「システム設定」を選択
- 左側メニューから「ネットワーク」をクリック
- 「ファイアウォール」をクリック
🔍 チェックポイント: 「ファイアウォール」がオン(緑色)になっているか確認
ステップ2: ファイアウォールのオプションを開く
- 「ファイアウォール」画面で「オプション…」ボタンをクリック
- アプリの一覧が表示される
🔍 チェックポイント: 問題のアプリがリストに表示されているか確認
ステップ3: アプリの設定を変更する
アプリがリストにある場合:
- アプリ名の右側にあるドロップダウンをクリック
- 「受信接続を許可」を選択
アプリがリストにない場合:
- リスト下部の「+」ボタンをクリック
- アプリケーションフォルダから該当アプリを選択
- 「追加」をクリック
- 追加されたアプリを「受信接続を許可」に設定
🔍 チェックポイント: アプリ名の横に緑色の「受信接続を許可」が表示される
ステップ4: 設定を保存してアプリを再起動する
- 「OK」をクリックして設定を保存
- 問題のアプリを終了(⌘ + Q)
- アプリを再度起動
🔍 チェックポイント: アプリが正常に通信できるか確認
ステップ5: 「すべての受信接続をブロック」を確認する
オプション画面で以下を確認:
- 「すべての受信接続をブロック」にチェックが入っていないか
- 入っている場合はチェックを外す
🔍 チェックポイント: このオプションは緊急時のみ使用。通常はオフにしておく
NG行動
- ファイアウォールを完全に無効にする - セキュリティリスクが高まる。個別アプリの許可で対処する
- よくわからないアプリを許可する - マルウェアの通信を許可してしまう可能性がある
- 「すべての受信接続をブロック」を常時オンにする - 正規のアプリも動作しなくなる
- ダイアログが出たら反射的にブロックを押す - 必要なアプリの通信まで止めてしまう
よくある質問(FAQ)
Q1: Windowsのファイアウォールとの違いは?
A: Macのファイアウォールは「受信接続」のみを制御する。Windowsのように送信接続を細かく制御する機能は標準では搭載されていない。送信接続も制御したい場合は別途アプリが必要。
Q2: ファイアウォールはオンにしておくべき?
A: 自宅のルーター経由でインターネットに接続している場合、ルーターがファイアウォールの役割を果たしている。ただし、カフェやホテルなど公共Wi-Fiを使う機会がある場合はオンにしておくことを推奨。
Q3: 「署名されたソフトウェアが受信接続を受け入れるのを自動的に許可」とは?
A: Apple公認の開発者が作成したアプリは、自動的に通信が許可される設定。これをオフにすると、すべてのアプリで確認ダイアログが表示される。
関連するトラブル
準備中
解決しない場合
- Appleサポートドキュメント: Mac でファイアウォールを使用する方法
- 確認すべきログ: コンソール.app で「firewall」を検索
- 次に調べるキーワード: 「Mac アプリ 通信できない」「Mac ネットワーク 接続拒否」「macOS セキュリティ設定」