症状

Macでマイクが認識しない、音声が入力できない、通話相手に声が届かない。


結論:まずこれを確認

  1. システム設定 > サウンド > 入力 でマイクが選択されているか確認
  2. 入力レベルのメーターが声に反応しているか確認
  3. アプリにマイクの使用許可が与えられているか確認

操作フロー

    flowchart TD
    A[マイクが使えない] --> B{システム設定でマイクが見える?}
    B -->|見えない| C[外部マイクの接続確認]
    B -->|見える| D{入力レベルが反応する?}
    D -->|反応しない| E[入力音量を確認]
    D -->|反応する| F{特定アプリだけ?}
    F -->|Yes| G[アプリのマイク許可を確認]
    F -->|No| H[SMCリセットを検討]
    C --> I[ケーブル・ポート確認]
    E --> J[音量スライダー調整]
    G --> K[プライバシー設定確認]
  

よくある原因

  • 入力デバイスが正しく選択されていない — 別のマイクが選ばれている
  • 入力音量が最小になっている — スライダーが左端にある
  • アプリにマイク許可がない — macOSのプライバシー設定でブロックされている
  • 外部マイクの接続不良 — ケーブルやUSBポートの問題
  • マイクがミュートされている — アプリ側でミュート状態
  • macOSのバグ・一時的な不具合 — 再起動で解消することがある
  • ハードウェア故障 — 内蔵マイクの物理的な問題

操作手順

ステップ1: サウンドの入力設定を確認する

  1. 画面左上の アップルメニュー > システム設定 を開く
  2. 左メニューから サウンド を選択
  3. 入力 タブを選択
  4. 使用したいマイクが選択されているか確認

🔍 チェックポイント: 内蔵マイクは「MacBook Pro マイク」「内蔵マイク」などと表示される

ステップ2: 入力音量とレベルメーターを確認する

  1. 同じ画面で 入力音量 スライダーが右寄りにあるか確認
  2. マイクに向かって声を出す
  3. 入力レベル のメーターが動くか確認

🔍 チェックポイント: 声を出してもメーターが全く動かない場合、マイク自体が認識されていない可能性がある

ステップ3: アプリのマイク許可を確認する

  1. アップルメニュー > システム設定 を開く
  2. 左メニューから プライバシーとセキュリティ を選択
  3. 右側で マイク を選択
  4. 使用したいアプリのスイッチがオンになっているか確認

🔍 チェックポイント: Zoom、Teams、Google Meetなど通話アプリが一覧にない場合、一度アプリを起動してマイクを使おうとすると許可ダイアログが表示される

ステップ4: 外部マイクの場合は接続を確認する

  1. USBマイクの場合、別のUSBポートに差し替える
  2. 3.5mmジャックのマイクの場合、ヘッドホンポートに正しく挿入されているか確認
  3. Bluetoothマイク/ヘッドセットの場合、システム設定 > Bluetooth で接続状態を確認

🔍 チェックポイント: USBマイクが認識されない場合、アップルメニュー > このMacについて > 詳細情報 > システムレポート > USB で表示されるか確認

ステップ5: Macを再起動する

  1. 開いているアプリを保存して閉じる
  2. アップルメニュー > 再起動 を選択
  3. 再起動後、再度マイクを確認

🔍 チェックポイント: 一時的なシステム不具合の場合、再起動で解消することが多い

ステップ6: NVRAM/PRAMをリセットする(Intel Mac のみ)

※ Apple Silicon(M1/M2/M3/M4)搭載Macはこの手順は不要

  1. Macをシャットダウン
  2. 電源を入れ、すぐに Option + Command + P + R を同時に押し続ける
  3. 約20秒後にキーを離す
  4. 起動後、サウンド設定を再確認

🔍 チェックポイント: 起動音が2回鳴る、またはAppleロゴが2回表示されたらリセット完了


NG行動(やってはいけないこと)

  • 許可なくシステムファイルを削除する — 音声関連の設定ファイルを消すと他の問題が発生する
  • 入力音量を確認せずにハードウェア故障と判断する — 音量がゼロになっているだけのケースが多い
  • アプリの再インストールを最初に試す — 多くの場合、許可設定の問題なので再インストールでは解決しない
  • ターミナルでコマンドを実行する(意味を理解せずに) — システムを壊す可能性がある

よくある質問(FAQ)

Q1: 特定のアプリだけマイクが使えないのはなぜ?

A: macOSのプライバシー設定でそのアプリにマイク使用が許可されていない可能性が高い。システム設定 > プライバシーとセキュリティ > マイク で該当アプリをオンにする。

Q2: 入力デバイスの一覧に何も表示されない場合は?

A: 内蔵マイクが認識されていない状態。Macを再起動しても改善しない場合、ハードウェアの問題の可能性がある。Apple Diagnostics(電源オン時に D キーを押し続ける)でハードウェアテストを実行する。

Q3: Windowsでは使えたUSBマイクがMacで認識しない

A: ドライバが必要なマイクの場合、macOS用ドライバがメーカーサイトで提供されているか確認する。ドライバ不要のUSBマイク(クラスコンプライアント対応)であれば、別のUSBポートやUSBハブなしでの直接接続を試す。


関連するトラブル

準備中


解決しない場合

  • Apple公式サポート: https://support.apple.com/ja-jp/mac
  • 確認すべきログ: アプリケーション > ユーティリティ > コンソール で「audio」「microphone」を検索
  • 次に調べるキーワード: 「Mac coreaudiod リセット」「Mac マイク ハードウェアテスト」「macOS サウンド 入力 認識しない」