症状

Macで「ストレージがいっぱいです」「ディスクの空き領域が不足しています」と表示される、または動作が重くなる

結論:まずこれを確認

  1. アップルメニュー > このMacについて > 詳細情報 > ストレージ設定 で現在の使用状況を確認
  2. 「ゴミ箱を空にする」だけで数GB空くことが多い
  3. 「ストレージを最適化」機能で自動的に不要ファイルを整理できる

操作フロー

    flowchart TD
    A[ストレージ不足の警告] --> B[使用状況を確認]
    B --> C{何が容量を使っている?}
    C -->|書類・ファイル| D[大きいファイルを特定]
    C -->|システムデータ| E[キャッシュ・ログを削除]
    C -->|アプリケーション| F[不要アプリを削除]
    C -->|ゴミ箱| G[ゴミ箱を空にする]
    D --> H[外付けドライブに移動または削除]
    E --> I[再起動して確認]
    F --> I
    G --> I
    H --> I
    I --> J{空き容量は十分?}
    J -->|Yes| K[完了]
    J -->|No| L[iCloudストレージを検討]
  

よくある原因

  • ゴミ箱に大量のファイルが残っている - 削除してもゴミ箱を空にしないと容量は減らない
  • ダウンロードフォルダに古いファイルが溜まっている - インストーラーや一時ファイルが蓄積
  • 使っていないアプリケーションがある - アプリ本体だけで数GBになることも
  • メッセージやメールの添付ファイル - 写真や動画が自動保存されている
  • システムキャッシュやログファイル - 長期間使用で肥大化
  • iOSデバイスのバックアップ - iPhoneのバックアップが数十GBになることも
  • 重複した写真や動画 - 同じファイルが複数箇所に保存されている

操作手順

ステップ1: ストレージの使用状況を確認する

  1. 画面左上のアップルメニュー をクリック
  2. 「このMacについて」を選択
  3. 「詳細情報」をクリック
  4. 下にスクロールして「ストレージ」の「ストレージ設定」をクリック

🔍 チェックポイント: 色分けされたバーで、何がどれだけ容量を使っているか確認できる

ステップ2: ゴミ箱を空にする

  1. Dockの「ゴミ箱」アイコンを右クリック(またはControlキーを押しながらクリック)
  2. 「ゴミ箱を空にする」を選択
  3. 確認画面で「ゴミ箱を空にする」をクリック

🔍 チェックポイント: ゴミ箱アイコンが空の状態に変わる

補足(Windowsとの違い): Windowsの「ごみ箱」と同じ仕組み。削除しただけでは完全に消えない

ステップ3: ストレージを最適化する

  1. アップルメニュー > システム設定 > 一般 > ストレージ
  2. 「おすすめ」セクションの各項目を確認
  3. 「iCloudに保存」「ストレージを最適化」「ゴミ箱を自動的に空にする」から使用したい機能を有効にする

🔍 チェックポイント: 各機能の説明を読み、必要なものだけ有効にする

ステップ4: 大きいファイルを探して削除する

  1. Finder を開く(⌘ + N)
  2. ⌘ + F でファイル検索を開く
  3. 「種類」を「その他」に変更し、「ファイルサイズ」を選択
  4. 「次より大きい」を選び、「100 MB」と入力
  5. 表示されたファイルを確認し、不要なものをゴミ箱に移動

🔍 チェックポイント: 見覚えのないファイルは削除前にファイル名で検索して用途を確認

ステップ5: 不要なアプリケーションを削除する

  1. Finder で「アプリケーション」フォルダを開く(⌘ + Shift + A)
  2. 使っていないアプリを探す
  3. アプリをゴミ箱にドラッグ、または右クリックして「ゴミ箱に入れる」
  4. ゴミ箱を空にする

🔍 チェックポイント: App Store からインストールしたアプリは Launchpad からも削除できる(アイコンを長押し → × をクリック)

補足(Windowsとの違い): Windowsの「プログラムの追加と削除」のような専用画面はない。フォルダからドラッグで削除する

ステップ6: ダウンロードフォルダを整理する

  1. Finder で「ダウンロード」フォルダを開く(⌘ + Option + L)
  2. 表示を「日付順」に変更(表示 > 表示順序 > 追加日)
  3. 古いファイルやインストーラー(.dmg、.pkg)を削除

🔍 チェックポイント: .dmg ファイルはアプリインストール後は不要

ステップ7: iOSデバイスのバックアップを削除する

  1. アップルメニュー > システム設定 > 一般 > ストレージ
  2. 「iOSファイル」セクションを探す
  3. 古いバックアップを選択して削除

🔍 チェックポイント: 現在使用中のデバイスのバックアップは残しておく

NG行動

  • 「Macintosh HD」や「システム」フォルダ内のファイルを手動削除する - システムが起動しなくなる可能性がある
  • ライブラリフォルダを丸ごと削除する - アプリの設定やデータが消える
  • 見覚えのないファイルを調べずに削除する - 重要なアプリのデータの可能性がある
  • サードパーティの「クリーナーアプリ」を無闘雲に使う - 必要なファイルまで削除されることがある

よくある質問(FAQ)

Q1: 「システムデータ」が大きいのですが削除できますか?

A: システムデータにはキャッシュ、ログ、Time Machineのローカルスナップショットが含まれる。Macを再起動すると一部は自動的に削除される。手動で削除するのは危険なため、再起動を試してから判断する

Q2: 「その他」「macOS」のカテゴリが大きいのはなぜ?

A: アプリのキャッシュ、プラグイン、フォントなどが含まれる。通常は手動で削除する必要はない。気になる場合は、各アプリの設定からキャッシュをクリアする

Q3: 外付けドライブにファイルを移動する方法は?

A: 外付けドライブをUSBポートに接続 → Finderのサイドバーに表示される → ファイルをドラッグ&ドロップでコピー → コピー完了後に元ファイルを削除

関連するトラブル

準備中

解決しない場合

  • Apple公式サポート: Macのストレージ容量を確認する
  • 確認すべき場所: システム設定 > 一般 > ストレージ の詳細表示
  • 次に調べるキーワード: 「Mac ストレージ システムデータ 減らない」「Mac パージ可能」「Mac Time Machine ローカルスナップショット 削除」