症状
iPhone や iPad でコピーした内容が Mac にペーストできない、または Mac でコピーした内容が iPhone にペーストできない。
結論:まずこれを確認
- すべてのデバイスで 同じ Apple ID にサインインしているか
- すべてのデバイスで Bluetooth と Wi-Fi がオンになっているか
- Handoff が有効になっているか
操作フロー
flowchart TD
A[ユニバーサルクリップボードが動かない] --> B{同じApple IDでサインイン?}
B -->|No| C[同じApple IDでサインインする]
B -->|Yes| D{Bluetooth・Wi-Fiはオン?}
D -->|No| E[両方をオンにする]
D -->|Yes| F{Handoffは有効?}
F -->|No| G[Handoffを有効にする]
F -->|Yes| H{デバイス間の距離は近い?}
H -->|No| I[デバイスを近づける]
H -->|Yes| J[デバイスを再起動する]
J --> K{解決した?}
K -->|No| L[iCloud・Handoffを再設定]
K -->|Yes| M[完了]
よくある原因
- Apple ID が異なる — Mac と iPhone で別のアカウントにサインインしている
- Bluetooth がオフ — ユニバーサルクリップボードは Bluetooth を使用する
- Wi-Fi がオフ — 同じネットワークに接続している必要がある
- Handoff が無効 — この機能がオフだとクリップボード共有が動作しない
- デバイス間の距離が遠い — Bluetooth の通信範囲外にある
- macOS または iOS のバージョンが古い — 機能に対応していない可能性
- 一時的な通信エラー — 再起動で解消することが多い
操作手順
ステップ1: Apple ID を確認する(Mac)
- 画面左上の アップルメニュー (リンゴマーク)をクリック
- システム設定 を選択
- 左上に表示される 自分の名前(Apple ID) をクリック
- 表示されている Apple ID(メールアドレス)を確認する
🔍 チェックポイント: iPhone の「設定 > 自分の名前」で表示される Apple ID と同じか確認
ステップ2: Bluetooth をオンにする(Mac)
- アップルメニュー > システム設定 を開く
- 左側メニューから Bluetooth を選択
- Bluetooth のスイッチが オン になっていることを確認
🔍 チェックポイント: iPhone も「設定 > Bluetooth」でオンになっているか確認
ステップ3: Wi-Fi をオンにする(Mac)
- アップルメニュー > システム設定 を開く
- 左側メニューから Wi-Fi を選択
- Wi-Fi のスイッチが オン になっていることを確認
- ネットワーク名を確認する
🔍 チェックポイント: Mac と iPhone が 同じ Wi-Fi ネットワーク に接続しているか確認(ネットワーク名が一致)
ステップ4: Handoff を有効にする(Mac)
- アップルメニュー > システム設定 を開く
- 左側メニューから 一般 を選択
- AirDrop と Handoff をクリック
- 「このMacとiCloudデバイス間でのHandoffを許可」 をオンにする
🔍 チェックポイント: iPhone も「設定 > 一般 > AirPlayとHandoff > Handoff」がオンか確認
ステップ5: Handoff を有効にする(iPhone / iPad)
- 設定 アプリを開く
- 一般 をタップ
- AirPlay と Handoff をタップ
- Handoff のスイッチをオンにする
🔍 チェックポイント: スイッチが緑色になっていればオン
ステップ6: デバイスを再起動する
Mac の再起動:
- アップルメニュー > 再起動 を選択
iPhone の再起動:
- サイドボタンと音量ボタンを同時に長押し
- 「スライドで電源オフ」をスライド
- 電源が切れたら、サイドボタンを長押しして起動
🔍 チェックポイント: 再起動後、コピー&ペーストを再度試す
ステップ7: iCloud からサインアウトして再サインイン(最終手段)
Mac:
- アップルメニュー > システム設定 > Apple ID
- 画面下部の サインアウト をクリック
- 再度同じ Apple ID でサインイン
iPhone:
- 設定 > 自分の名前 > サインアウト
- 再度同じ Apple ID でサインイン
🔍 チェックポイント: サインアウト前に iCloud データのバックアップ状況を確認する
NG行動(やってはいけないこと)
- 異なる Apple ID でサインインしたまま使おうとする — 同一 Apple ID でないと動作しない
- Bluetooth をオフにしたまま使おうとする — ユニバーサルクリップボードの通信に必須
- デバイスを離れた場所に置いたまま使う — Bluetooth の通信範囲は約10メートル
- 古い OS のまま放置する — macOS Ventura 以降、iOS 16 以降を推奨
よくある質問(FAQ)
Q1: Windows ではこの機能は使える?
A: ユニバーサルクリップボードは Apple デバイス間の機能のため、Windows では使用できない。Windows と Mac 間でクリップボードを共有するには、サードパーティ製アプリが必要。
Q2: 同じ Wi-Fi に繋いでいなくても使える?
A: 基本的には同じ Wi-Fi ネットワークへの接続が必要。ただし、Bluetooth の通信範囲内であれば動作する場合もあるが、安定しない。
Q3: どのくらいの容量までコピーできる?
A: テキストや画像など一般的な内容であれば問題なくコピーできる。ただし、大きなファイル(動画など)は AirDrop の使用を推奨。
関連するトラブル
準備中
解決しない場合
- Apple 公式サポート: ユニバーサルクリップボードの使い方
- 確認すべき設定項目:
- システム設定 > Apple ID > iCloud の状態
- システム設定 > 一般 > AirDrop と Handoff
- 次に調べるキーワード: 「Handoff 動かない Mac」「AirDrop 認識しない」「iCloud 同期されない」