症状

来客にWi-Fiを使わせたいが、自宅のネットワーク(PC・NAS・プリンターなど)にアクセスされたくない

結論:まずこれを確認

  • ルーターが「ゲストネットワーク」機能に対応しているか確認する
  • ゲストWi-Fiは自宅ネットワークと分離されるため、来客に安全にインターネットを提供できる
  • ルーターの管理画面から「ゲストネットワーク」または「Guest Wi-Fi」を探す

操作フロー

    flowchart TD
    A[来客にWi-Fiを提供したい] --> B{ルーターにゲスト機能あり?}
    B -->|わからない| C[管理画面で確認]
    B -->|あり| D[ゲストWi-Fiを有効化]
    B -->|なし| E[メインWi-Fiを一時共有<br>※セキュリティ注意]
    C --> F{Guest/ゲストの<br>項目がある?}
    F -->|Yes| D
    F -->|No| E
    D --> G[SSID・パスワードを設定]
    G --> H[来客に情報を伝える]
    H --> I[使用後は無効化を検討]
  

よくある原因

  • ゲスト機能を知らない - 多くのルーターに標準搭載されているが、初期設定ではオフになっている
  • 管理画面の場所がわからない - メーカーによって「ゲストネットワーク」「Guest Wi-Fi」「ビジター用」など名称が異なる
  • 古いルーターを使用している - 5年以上前のルーターはゲスト機能がない場合がある
  • ISP(プロバイダ)貸与ルーターを使用 - 機能が制限されている場合がある
  • 二重ルーター環境 - ルーターが2台あり、どちらを設定すべきかわからない
  • セキュリティ設定で迷う - パスワードの強度や暗号化方式の選択

操作手順

ステップ1: ルーターの管理画面を開く

  1. Wi-Fiに接続したパソコンまたはスマートフォンを用意する
  2. ブラウザ(Chrome、Safari、Edgeなど)を開く
  3. アドレスバーに以下のいずれかを入力してEnter
    • 192.168.1.1
    • 192.168.0.1
    • 192.168.10.1
    • 192.168.11.1(Buffalo製品に多い)

🔍 チェックポイント: ログイン画面が表示されれば成功。表示されない場合はルーター本体のラベルに記載のIPアドレスを確認する

  1. ユーザー名とパスワードを入力してログイン
    • 初期設定の例: admin / adminadmin / passwordroot / (空欄)
    • ルーター本体のラベルに記載されていることが多い

ステップ2: ゲストネットワーク設定を探す

管理画面内で以下のような項目を探す:

  • 「ゲストネットワーク」
  • 「Guest Network」
  • 「Guest Wi-Fi」
  • 「ビジターネットワーク」
  • 「ゲストアクセス」

🔍 チェックポイント: 「無線設定」「Wi-Fi設定」「ワイヤレス設定」の中にある場合が多い

ステップ3: ゲストWi-Fiを有効化する

  1. ゲストネットワークの項目を開く
  2. 「有効」または「ON」に切り替える
  3. 以下の項目を設定する
設定項目 推奨設定 説明
SSID(ネットワーク名) Guest_〇〇 など 来客がわかりやすい名前をつける
セキュリティ WPA2-PSK または WPA3 暗号化方式。WPA2以上を選択
パスワード 8文字以上の英数字 メインWi-Fiと異なるものを設定
ネットワーク分離 有効 / ON 来客がLAN内の機器にアクセスできなくなる

🔍 チェックポイント: 「ネットワーク分離」「アクセスポイント分離」「LAN側へのアクセス禁止」などの項目があれば必ず有効にする

ステップ4: 設定を保存する

  1. 「適用」「保存」「Apply」などのボタンを押す
  2. ルーターが再起動する場合は1〜2分待つ

🔍 チェックポイント: スマートフォンのWi-Fi一覧に、設定したゲストSSIDが表示されれば成功

ステップ5: 来客に接続情報を伝える

伝える情報:

  • SSID(Wi-Fiの名前)
  • パスワード

伝え方の例:

  • 口頭で伝える
  • メモに書いて渡す
  • QRコードを作成して見せる(「Wi-Fi QRコード作成」で検索)

ステップ6: 使用後の対応(推奨)

来客が帰宅したあと:

  • ゲストWi-Fiを「無効」に戻す
  • または、パスワードを変更する

NG行動

  • メインWi-Fiのパスワードを来客に教える - 自宅のPC、NAS、プリンターなどにアクセスされる可能性がある
  • ゲストWi-Fiを常時有効のまま放置 - 近隣からの不正接続リスクが上がる
  • パスワードを設定しない(オープンネットワーク) - 誰でも接続でき、通信が暗号化されない
  • WEP暗号化を選択する - 古い暗号化方式で簡単に解読される。WPA2以上を選ぶ

よくある質問(FAQ)

Q1: ゲストWi-Fiの速度はメインより遅い?

A: ルーターの設定による。多くの機種では同じ速度が出る。帯域制限機能がある機種では、ゲスト用の速度を制限することも可能

Q2: ゲストWi-Fiでも自宅のプリンターを使わせたい

A: ネットワーク分離を有効にするとプリンターは使えない。プリンターを使わせる場合は分離を無効にするか、メインWi-Fiに一時的に接続させる

Q3: ルーターにゲスト機能がない場合は?

A: 以下の選択肢がある

  • メインWi-Fiのパスワードを一時的に教え、帰宅後にパスワードを変更する
  • モバイルルーター(ポケットWi-Fi)を貸す
  • ゲスト機能のあるルーターに買い替えを検討する

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