症状

ルーターの管理画面(設定画面)にアクセスしようとしても、パスワードがわからずログインできない

結論:まずこれを確認

  1. ルーター本体のラベルに初期パスワードが記載されていないか確認する
  2. 「admin」「password」「空欄」など、よくある初期パスワードを試す
  3. どうしてもわからない場合は、ルーターの初期化(リセット)を検討する

操作フロー

    flowchart TD
    A[管理画面にログインできない] --> B{ルーター本体のラベルを確認した?}
    B -->|No| C[本体のラベルを確認]
    B -->|Yes| D{初期パスワードを試した?}
    C --> D
    D -->|No| E[初期パスワードを入力]
    D -->|Yes| F{自分で変更した記憶あり?}
    E -->|ログイン成功| G[完了]
    E -->|ログイン失敗| F
    F -->|Yes| H[心当たりのあるパスワードを試す]
    F -->|No| I[ルーターの初期化を検討]
    H -->|ログイン成功| G
    H -->|ログイン失敗| I
    I --> J[初期化を実行]
    J --> K[再設定を行う]
  

よくある原因

  • 初期パスワードを知らない - ルーター本体のラベルに記載されていることが多い
  • 自分で変更したパスワードを忘れた - メモを残していない場合に起こりやすい
  • 家族が変更した - 共有で使っている場合、他の人が変更している可能性
  • プロバイダの設定業者が変更した - 設置時に業者が変更していることがある
  • 初期パスワードと勘違いしている - Wi-Fiのパスワードと管理画面のパスワードは別
  • Caps Lockがオンになっている - 大文字・小文字が逆になっている
  • 全角で入力している - 半角英数字で入力する必要がある

操作手順

ステップ1: ルーター本体のラベルを確認する

ルーターの底面または側面にラベル(シール)が貼ってある。以下の情報を探す:

  • 「管理画面パスワード」「設定パスワード」「Web設定パスワード」
  • 「admin password」「login」
  • ユーザー名とパスワードの組み合わせ

🔍 チェックポイント: ラベルに「SSID」「暗号化キー」と書いてあるものはWi-Fi接続用のパスワードであり、管理画面のパスワードとは異なる場合がある

ステップ2: よくある初期パスワードを試す

ラベルに記載がない場合、以下のよくある初期設定を試す:

メーカー ユーザー名 パスワード
多くのメーカー admin admin
多くのメーカー admin password
多くのメーカー admin (空欄)
多くのメーカー root root
NEC Aterm admin ラベル記載のWeb PWまたは admin
Buffalo admin password または ラベル記載
IO-DATA admin admin または ラベル記載

🔍 チェックポイント: 入力時は必ず「半角英数字」「Caps Lockオフ」を確認する

ステップ3: 管理画面にアクセスする

パソコンまたはスマートフォンのブラウザ(Chrome、Safariなど)を開き、アドレスバーに以下のいずれかを入力する:

  • 192.168.1.1
  • 192.168.0.1
  • 192.168.10.1
  • 192.168.11.1

🔍 チェックポイント: ログイン画面が表示されれば、アドレスは正しい。「このサイトにアクセスできません」と表示される場合は、別のアドレスを試す

ステップ4: パスワードを入力してログインを試す

ステップ1〜2で確認したユーザー名とパスワードを入力し、「ログイン」または「OK」を押す。

🔍 チェックポイント: 3〜5回連続で間違えると一定時間ロックされる機種がある。その場合は数分待ってから再試行する

ステップ5: どうしてもログインできない場合は初期化する

以下の手順でルーターを工場出荷状態に戻す:

  1. ルーターの電源が入っている状態で「RESET」ボタン(または「初期化」ボタン)を探す
  2. ボタンは小さな穴の中にあることが多い。爪楊枝やクリップの先で押す
  3. ボタンを 10秒以上 長押しする
  4. ランプが点滅したら手を離す
  5. ルーターが再起動するまで 2〜3分 待つ
  6. 初期パスワードでログインを試す

🔍 チェックポイント: 初期化すると、Wi-Fiの名前・パスワード・プロバイダ設定など すべての設定が消える。再設定が必要になる

ステップ6: 初期化後の再設定を行う

初期化後は以下の設定が必要:

  1. プロバイダ(インターネット回線)の接続設定
  2. Wi-Fiの名前(SSID)とパスワードの設定
  3. 必要に応じてその他の設定

プロバイダの接続設定には「接続ID」「接続パスワード」が必要。契約書類に記載されている。

NG行動(やってはいけないこと)

  • 準備なしにルーターを初期化する - プロバイダの接続情報がないと、初期化後にインターネットに接続できなくなる
  • 何度も連続でパスワードを試す - ロックされて一定時間ログインできなくなる
  • 電源を抜いて初期化しようとする - 電源を抜くだけでは初期化されない。RESETボタンを使う
  • 初期化中に電源を抜く - ルーターが故障する可能性がある

よくある質問(FAQ)

Q1: Wi-Fiのパスワードと管理画面のパスワードは同じ?

A: 多くの場合、別のパスワード。Wi-Fiのパスワード(暗号化キー)はWi-Fi接続に使うもので、管理画面のパスワードはルーターの設定を変更するためのもの。

Q2: 初期化するとWi-Fiに接続できなくなる?

A: はい。初期化するとWi-Fiの名前(SSID)とパスワードも初期状態に戻る。スマートフォンやパソコンで再度Wi-Fi接続の設定が必要。

Q3: プロバイダの接続情報がわからない場合は?

A: 契約時の書類を確認するか、プロバイダのサポートに連絡して再発行を依頼する。初期化前に確認しておくことを推奨。

関連するトラブル

準備中

解決しない場合

  • ルーターの取扱説明書を確認する(メーカーのWebサイトでPDFをダウンロード可能な場合が多い)
  • ルーターのメーカーサポートに問い合わせる
  • プロバイダのサポートに問い合わせる(レンタル機器の場合)
  • 検索キーワード:「[メーカー名] [型番] 管理画面 パスワード」「[メーカー名] ルーター 初期化方法」