症状
タスクマネージャーでディスク使用率が100%に張り付き、PCの動作が極端に遅くなる・フリーズする
結論:まずこれを確認
- タスクマネージャーを開き、ディスク列をクリックして使用率の高いプロセスを特定する
- 特定したプロセス名で以下の「よくある原因」から該当するものを探す
- 該当する手順を実行する
操作フロー
flowchart TD
A[ディスク100%を確認] --> B[タスクマネージャーを開く]
B --> C{高負荷プロセスは?}
C -->|System| D[Windows Searchを確認]
C -->|Service Host| E[SysMainを確認]
C -->|Windows Modules Installer| F[Windows Update確認]
C -->|Antimalware Service| G[Windows Defender確認]
C -->|その他| H[プロセス名で検索]
D --> I[該当セクションの手順へ]
E --> I
F --> I
G --> I
H --> I
よくある原因
- Windows Search(SearchIndexer.exe) - インデックス作成処理がディスクを占有している
- SysMain(旧SuperFetch) - メモリ先読み機能がディスクに高負荷をかけている
- Windows Update - 更新プログラムのダウンロード・インストール中
- Windows Defender(Antimalware Service Executable) - リアルタイムスキャンまたはフルスキャン中
- 仮想メモリ(ページファイル) - 物理メモリ不足でディスクをメモリ代わりに使用
- ディスクの物理的劣化 - HDDのセクタ不良やSSDの寿命
- サードパーティ製ソフトウェア - クラウド同期ソフト、バックアップソフトなどの常時動作
操作手順
ステップ1: タスクマネージャーで原因プロセスを特定する
Ctrl + Shift + Escを押してタスクマネージャーを開く- 「詳細」表示になっていない場合は「詳細」をクリック
- 「プロセス」タブで「ディスク」列をクリックしてソート
- 使用率の高いプロセス名を確認する
🔍 チェックポイント: 特定のプロセスが常に上位に表示されるか確認
ステップ2: Windows Search を停止する(SearchIndexer.exe が原因の場合)
一時停止(再起動まで有効)
Windows + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開くservices.mscと入力してEnter- 「Windows Search」を探して右クリック → 「停止」
恒久的に無効化する場合
- 同じ画面で「Windows Search」をダブルクリック
- 「スタートアップの種類」を「無効」に変更
- 「適用」→「OK」
🔍 チェックポイント: ディスク使用率が下がるか確認(1〜2分待つ)
ステップ3: SysMain を停止する(Service Host: SysMain が原因の場合)
PowerShell(管理者)で実行
Stop-Service -Name "SysMain" -Force
Set-Service -Name "SysMain" -StartupType Disabled
GUIで操作する場合
services.mscを開く- 「SysMain」を探して右クリック → 「停止」
- ダブルクリックして「スタートアップの種類」を「無効」に変更
🔍 チェックポイント: 特にHDD搭載機で効果が出やすい
ステップ4: Windows Update を確認する
設定パス(Windows 10/11共通) 設定 > Windows Update(または更新とセキュリティ > Windows Update)
- 更新プログラムのダウンロード・インストール中か確認
- 進行中の場合は完了を待つ
- 再起動が必要な場合は再起動する
🔍 チェックポイント: 更新完了後もディスク使用率が高い場合は他の原因を確認
ステップ5: Windows Defender のスキャンを確認する
設定パス 設定 > プライバシーとセキュリティ > Windows セキュリティ > ウイルスと脅威の防止
- スキャン中の場合は完了を待つ
- 定期スキャンの時間を確認・変更する場合は「スキャンオプション」から設定
除外設定(大量ファイルがある場合)
- 「ウイルスと脅威の防止の設定」→「設定の管理」
- 「除外」→「除外の追加または削除」
- 開発フォルダなど高アクセス領域を除外
🔍 チェックポイント: Antimalware Service Executable の使用率が下がるか確認
ステップ6: ディスクの状態を確認する
PowerShell(管理者)で実行
# ディスクの健康状態を確認
Get-PhysicalDisk | Select-Object FriendlyName, MediaType, HealthStatus, OperationalStatus
コマンドプロンプト(管理者)でchkdskを実行
chkdsk C: /f /r
※再起動時にチェックが実行される
🔍 チェックポイント: HealthStatus が「Healthy」以外の場合はディスク交換を検討
ステップ7: 仮想メモリを確認する
設定パス 設定 > システム > バージョン情報 > システムの詳細設定 > パフォーマンス「設定」 > 詳細設定タブ > 仮想メモリ「変更」
- 「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックを確認
- 物理メモリが8GB以下の場合、ページファイルの使用が多くなりやすい
🔍 チェックポイント: タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブでメモリ使用率も確認
NG行動
- SysMain を無効化したまま放置 - SSD搭載機では逆にパフォーマンスが落ちる可能性がある
- Windows Search を無効化してファイル検索が遅いと感じたら - 再度有効化を検討する
- chkdsk /f /r を実行中に電源を切る - ファイルシステム破損のリスクがある
- 原因特定前にすべてのサービスを無効化 - 他の機能に影響が出る
よくある質問(FAQ)
Q1: SSD なのにディスク 100% になるのはなぜ?
A: SSD でも Windows Search のインデックス作成、Windows Update、Defender スキャンなどで 100% になることがある。SysMain を無効にしても改善しない場合は他の原因を確認する。
Q2: ディスク 100% が数分で収まる場合は問題ない?
A: 起動直後や Windows Update 後など一時的に 100% になるのは正常動作。常時 100% が続く場合のみ対処が必要。
Q3: サードパーティ製アンチウイルスを入れている場合は?
A: Windows Defender とサードパーティ製が同時に動作している可能性がある。片方を無効化するか、競合していないか確認する。
関連するトラブル
準備中
解決しない場合
- Microsoft 公式: Windows のディスク使用率が 100% になる
- 確認すべきログ: イベントビューアー > Windows ログ > システム
- 次に調べるキーワード: 「Windows ディスク 100% AHCI」「Windows ディスク 100% ドライバ更新」